氷河急行の製作1 (製作の経緯)

氷河急行に乗車したのはもう結構前になります。とは言っても全列車がパノラマ車で運行されるようになってからなので、10年以内です。乗車前は特別興味があった訳でもなく、知名度の高さ故、名前を知っていた程度です。乗車前に、氷河急行に乗った事のある友人から「トイレから線路が見えた。」という話を聞いてどれだけ古い車両なのかと疑いましたが、もちろんパノラマ車両ではそんなことはなく、今から思えばちょっと古めの普通列車での話だったのかもしれません。

スイスの模型に興味のある方はご存知かと思いますが、BEMOというメーカーが氷河急行やその他のスイスのメーターゲージの車両を製品化しています。氷河急行の公式のお土産としてオンラインでも、車内でも販売されているのですが、客車1両で1万円近く、とても買う気にはなれませんでした。その後写真などから図面を作ってみたものの、あまり満足いくのものができず、製作には踏み切っていませんでした。

過去3年間はほぼずっと私のメーターゲージブームの真っ只中で、今までの模型製作での反省を活かし、図面入手に力を注いでいました。ある日、ドイツ語の掲示板で「RhB(氷河急行の運行会社の一つ)とStadler(スイスの鉄道車両メーカー。最近のRhBの新型車両はほとんどがStadler製)は図面をくれる。」という書き込みをみつけ、すぐにRhBに問い合わせをした所、数日でpdfファイルを送ってもらいました。

このような経緯で、6月28日に図面を入手、CADを使用して展開図を作成し、その一ヶ月後に製作を開始しました。すでに製作開始からかなり経っているのですが、まだやっと箱になったばかりで、これからの作業も多いので、これからの作業工程について、投稿していくつもりです。
現在の車両状況はこのような感じです。食堂車(正確には調理車?)以外は屋根を別に製作するつもりなのですっからかんです。

ちなみに、鉄道模型歴は長いですが、模型製作の経験はほぼありません。中学の頃は技術は必ず5だった、というぐらいで、平均よりは手が器用と言った程度だと思います。

コメント

このブログの人気の投稿

Night RivieraをBritRail Pass使用で予約...できない...

Roco Re 460をどうしようか?

欧州鉄道模型を始める方へ